10億円。これはとてつもなく大きな金額ですね。
1億円あったら億万長者と呼ばれますが、その10倍ですからね。個人で夢見る最高の金額とも言えるかもしれません。
まさにビリオネアと呼ばれる資産10億円超えの保有者ですが、10億円あったら何年暮らせるのでしょうか?
また、利息生活はどのような形になるのか分析していきます。
資産10億円持っている人の割合は?
10億円は超がつく大金ですが、それだけの資産を保有している人がいるのも事実です。
一体どれくらいの割合の人が資産10億円を超えるビリオネアなのでしょうか。
船井総合研究所の調査によると、資産10億円超えている人は2万6386人となっています。割合でいくと日本の人口の0.02%程度となります。
さらに詳しく見ると、職業の内訳は次のようになっています。
経営者 | 41,144人 |
---|---|
医者・歯科医 | 16,668人 |
著名人 | 6,849人 |
企業役員 | 2,266人 |
大学教授 | 1,301人 |
弁護士 | 1,280人 |
公認会計士 | 739人 |
議員 | 486人 |
僧侶 | 4人 |
経営者が圧倒的に多いですね。次いで医師・歯科医となっています。これらは兼業されている方も多いでしょう。
そして、第3位は著名人、第4位は企業役員となっていきます。
どんな職業にせよビリオネアが限られた超富裕層であることは間違いありません。
それでは、10億円あったらどんな生活で何年暮らせるのでしょうか。
10億円あったら豪遊生活で何年暮らせる?
10億円あったら質素につつましくというよりは多少贅沢しても差し支えないでしょう。
思い切って住まいは六本木ヒルズにしてみましょう。
賃料は59万円となっていますね。かなり高いですがビリオネアには余裕な金額でしょう。
食事も毎日2万円、月60万円使う計算で考えてみましょう。
子供の学費も月10万円の私立に二人通わせて、ゴルフも毎週行きお酒も毎週飲みます。
週末のたびに10万円を趣味に使ってしまいましょう。
豪遊生活のざっくりとした月々の想定支出をまとめるとこちらです。
住居 | 59万円 |
---|---|
食料 | 60万円 |
教育 | 20万円 |
趣味・娯楽 | 40万円 |
その他 | 11万円 |
合計 | 190万円 |
毎月190万円の支出です。これを年間に直すと2280万円の支出ですね。
いやはやとんでもない生活ですね!笑
この豪遊っぷりを続けると10億円で何年暮らせるでしょうか?
10億円÷2280(万円/年)=43.8年
何と10億円あればこんな豪遊生活でも43.8年暮らせることが分かりました。
10億円での利息生活はどんな暮らしになる?
資産10億円はただ切り崩していくだけでも、豪華な生活を何十年も送れることが分かりました。
それでは、10億円を元手に資産運用していけばどんな利息生活が送れるのでしょうか?
利回り1%、3%、5%、10%で資産運用した場合の年間収入はこちらです。
利回り1% | 1,000万円 |
---|---|
利回り3% | 3,000万円 |
利回り5% | 5,000万円 |
利回り10% | 1億円 |
利回り1%でさえ年間1,000万円の収入です。年収1,000万円といえば、普通は誰もが憧れる高収入ですよね。
それが労せずして手に入ってしまう訳です。
さらに、利回り3%~5%で資産運用できれば先程想定していた豪華な生活も余裕で送ることができます。なんなら使いきれませんよね笑
つまり、10億円をきちんと資産運用していけばすごく派手な生活をしても資産は増え続けていくことになります。
何億あれば一生暮らせる?
10億円あれば生活の心配をする必要はないですし、資産運用すればその利益だけで有り余るほどの収入を得られるでしょう。
では、逆に何億円手元にあれば一生暮らせるのでしょうか?
仮に利回り10%で資産運用した場合の年間の収入を考えてみます。
元手1億円 | 1,000万円 |
---|---|
元手2億円 | 2,000万円 |
元手3億円 | 3,000万円 |
元手5億円 | 5,000万円 |
運用の元手が1億円でも利回り10%で資産運用できれば年収1000万円ですので生活できないことはありません。
しかしながら、運用の不安定性や安全を見るとやや足りないと言えるでしょう。
2億円までいけば年収2,000万円です。2,000万円あれば何不自由ない豪華な生活ができますし、残ったお金は貯金や再投資にも回せます。
仮に運用が5%程度になってしまったとしても年収1,000万円ですから慌てることなく生活ができるでしょう。
2億円あれば安心して仕事を引退して資産運用だけで利息生活ができると言えそうです。
普通の人でもビリオネアになれるのか
とても魅力的な生活をここまで見てきましたが、資産家ではない普通の人でもビリオネアは達成できるのでしょうか。
年利10%で資産運用したとして、10億円に達するのに何年かかるのかスタートする運用の金額ごとにシミュレーションしてみましょう。
結果はこちらです。
1億円からスタートしたら25年
2億円からスタートしたら17年
3億円からスタートしたら13年
4億円からスタートしたら10年
運用資金が4億円あればなんとたった10年で10億円に達する事ができます。
逆に1億円であっても25年かければ達成することができるので十分実現可能な範囲です。例えば40歳から始めても65歳の引退する時には10億円の資産を作ることができます。
ですので、まずは運用の原資である1億円を貯めることが重要かと思います。
1億円を保有している人の中には、相続や不動産の売買などでまとまった大金を得た人もいますしマジメに貯金して資産運用して貯めた人もいますね!
資産家でない普通の人でも熱意があれば資産10億円は達成可能だと言えます。
利息生活をするなら10億円をどこに預ければいい?
富裕層に適した運用手段とは
これまで見てきた通り10億円は大金ですし、資産運用することでさらにその効果を発揮します。
それでは、利回り10%で資産運用していきたいのであれば、どこに10億円を預ければいいのでしょうか?
- 株式投資
- 不動産投資
- 国債
- 社債
- 投資信託
- ファンドラップ
- ソーシャルレンディング
- 金
- ヘッジファンド
様々な選択肢がありますが個人的におすすめなのは圧倒的にヘッジファンドです。
ヘッジファンドは富裕層を専門にしている資産運用のプロです。10億円は言うまでもなく大金ですので、大金を扱う事に慣れているヘッジファンドに任せるのが一番懸命だと言えます。
なぜ富裕層に選ばれるのか?
ヘッジファンドが富裕層の人気を集めているのは、運用能力が高いからです。
各種金融機関で成果を出した腕利きのプロがファンドマネージャーを務めます。その突出した能力に相乗りさせてもらうことで大きな利益を出せるのです。
ヘッジファンドのパフォーマンスについては実際に過去の運用成績を見ると納得できます。
例えば、こちらのヘッジファンド指数と日経平均の比較を見て下さい。
1999年末からの推移で日経平均は+40%しか成長してないのに対し、ヘッジファンド指数は+500%も成長しています。
ヘッジファンドは日経平均の12.5倍ものパフォーマンスを示しているのです。
なぜヘッジファンドが富裕層に選ばれるかお分かりいただけたでしょうか。
個人的におすすめのヘッジファンドについては下記ランキングで紹介しています。投資先をお探しの方はぜひそちらを確認してみて下さい。