投資信託

ロイヤルマイルは下がる?上がる?今後の見通しやリアルな評判を詳細に解説する【ベイリーギフォード世界長期成長株ファンド】

投資信託ならロイヤルマイルが良いって聞いたけど、実際どうかしら?
これから上がるのか下がるのかどっちだろう?

 

ロイヤルマイルは愛称で、正式名称は「ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド」となっています。

 

最近、運用残高を伸ばしているロイヤルマイルですが、その実力は果たしてどうでしょうか?

 

これから価格は上がるのか?下がるのか?今後の見通しについて解説していきます。

 

また、個別投信については別記事でも解説していますので良ければそちらも合わせてご覧下さい。

コモンズ投信は赤字だから投資すべきではない?でもひふみ投信より好成績?コモンズ30ファンドの評判とは独立系投資信託の一つであるコモンズ投信ですが、どのような評判なのでしょうか。 コモンズ投信に投資し...
セゾン投信は危ない?やばい?おすすめしない?評判・利回りや今後の見通しを徹底的に分析するNISAやつみたてNISAでセゾン投信を検討している人も多いのではないでしょうか。 NISAに限らずセゾン投信での資産運用...

 

ロイヤルマイルとは?

ロイヤルマイルの基本情報

それでは、まずロイヤルマイルの基本的な特徴から見ていきましょう。

 

投資対象地域 グローバル(日本を含む)
投資対象資産 株式
決算頻度 年1回
投資形態 ファンド・オブ・ファンズ
為替ヘッジ なし
委託会社(運用会社) 三菱UFJ国際投信株式会社
実質的な運用会社 ベイリー・ギフォード社

 

投資信託では運用する会社が委託会社となっており、ロイヤルマイルでは三菱UFJ国際投信となっています。

 

ですが、外国投資法人を通して運用活動を行いますので、実質的にはベイリー・ギフォード・オーバーシーズ・リミテッドが運用します。

 

それでは、このベイリーギフォード社とはどんな会社なのでしょうか?

 

実質的な運用会社とは?

出典:三菱UFJ国際投信HP

 

ベイリー・ギフォード社はスコットランドのエディンバラで創業した運用会社です。

 

その歴史は古く、100年以上にわたり「長期投資の哲学」をもって運用し続けています。

 

長期投資をうたうファンドは数多くありますが、実際に100年以上続けていて長期投資を体現できている点が素晴らしいと思います。

 

続いてファンドの詳細を見ていきましょう。

 

ロイヤルマイルの特徴とは

グローバルな成長株投資

ロイヤルマイルでは世界中の株式から、長期的に見て高い成長が期待される銘柄に投資します。

 

出典:交付目論見書

 

世界の上場株式の中から、銘柄を分析しますので投資対象になり得る株は非常に多いです。

 

ベイリーギフォード社ではロングターム・グローバル・グロース戦略(LTGG戦略)と呼ばれる方針で運用を行っています。

 

出典:三菱UFJ国際投信HP

 

長期的な視野に立ち、世界の株式を投資対象として、成長性に期待できる銘柄を選びます。

 

LTGG戦略の結果、実際にどのような銘柄に投資しているのでしょうか。

 

投資先上位10銘柄

ロイヤルマイルの組入上位10銘柄はこちらです。

 

出典:月次レポート

 

1位はアマゾン、2位はテスラ、3位はエヌビディアとアメリカ企業が占めています。

 

アマゾンやテスラは誰もが知る大企業ですね。エヌビディアはカリフォルニア州にある半導体メーカーでありこちらも大企業となっています。

 

どれくらい大企業かというと世界時価総額ランキングを見てみましょう。

 

時価総額ランキング 企業
1位 アップル アメリカ
2位 マイクロソフト アメリカ
3位 サウジアラムコ サウジアラビア
4位 アルファベット アメリカ
5位 アマゾン アメリカ
6位 テスラ アメリカ
7位 メタ・プラットフォームズ アメリカ
8位 バークシャー・ハサウェイ アメリカ
9位 エヌビディア アメリカ
10位 台湾積体電路製造 台湾

 

先程の投資先上位アマゾン、テスラ、エヌビディアは世界で見ても時価総額ランキングトップ10に入ってます。

 

この通り、ロイヤルマイルの投資先は世界的に見ても超巨大な大企業が主となっています。

 

ロイヤルマイルの評価や評判とは?

こういった運用を続けた結果、ロイヤルマイルの評価や評判はどうなっているのでしょうか?

 

投資信託の評価機関であるモーニングスターが、国内の投資信託約5,500本を調査してそこから優秀なファンドを表彰しています。

 

ロイヤルマイルはその「ファンドオブイヤー2020」の国際株式型(グローバル)部門で最優秀ファンド賞を受賞しました。

 

出典:モーニングスター

 

国株式型(グローバル)部門の対象ファンドは579本となっており、その中で第1位の評価を得ていることになります。

 

つまり、非常に高い評価を得ているのがロイヤルマイルの評判です。

 

ロイヤルマイルの手数料とは

続いて運用するにあたって重要な手数料についても確認しておきましょう。

 

ロイヤルマイルと同様にアクティブファンドであるひふみ投信と比較してみましょう。

 

ロイヤルマイル ひふみ投信
購入時手数料 3.3% 無料
運用管理費用 年率1.6445% 年率1.078%
解約手数料 無料 無料

 

初期の手数料である購入時手数料は、ひふみ投信が無料であるのに対して、ロイヤルマイルは3.3%と高額です。

 

運用中の手数料は、ひふみ投信が1.078%なのに対して、ロイヤルマイルは1.6445%と高くなっています。

 

両者とも解約時の手数料はかかりません。

 

総じて、ロイヤルマイルの手数料は高い水準にあると言えます。

 

ロイヤルマイルの運用成績は良い?悪い?

ロイヤルマイルは良い評判を得ているようですが、実際の運用成績はどのようになっているのでしょうか。

 

ロイヤルマイルのこれまでの運用成績を見てみましょう。アメリカ株の代表的な株価指数であるS&P500と比較してみます。

 

ロイヤルマイル S&P500
トータルリターン(1年) -18.71% 31.13%
トータルリターン(3年) 24.78% 22.65%
標準偏差(1年) 32.43
標準偏差(3年) 27.65
シャープレシオ(1年) -0.58
シャープレシオ(3年) 0.90

 

ロイヤルマイルは過去3年間のトータルリターンの数字を見ると24.78%と素晴らしいですが、過去1年間を見ると-18.71%とマイナスとなっています。

 

また、シャープレシオで見ると過去1年はマイナスですし、3年で見ても0.90となっています。

 

標準偏差が大きくリスクが大きい割にはリターンを得られておらず、運用効率としてはそんなに良くない結果となっています。

 

シャープレシオとは?

運用効率を測る指標。1を超えると優秀とされる。リターンをリスクで割ったもの。

 

ロイヤルマイルの今後の見通しは?

ロイヤルマイルの今後の見通しはどうだろう?

 

当初、ロイヤルマイルの運用が上手くいっており、2020年には最優秀ファンド賞を受賞するまでに至ったのはアメリカ株の上昇が要因です。

 

これまでの成績の推移を見て下さい。

 

 

グラフを見ると2020年、2021年の途中までは良かったのですが年末から一気に下落していることが分かりますね。

 

アメリカ株は引き続き割高な水準を維持しており、何かのきっかけで下落するリスクを孕んでいます。現にロイヤルマイルもわずか数カ月で60%ほど下落しています。ここからさらに下落する可能性も大いにあります。

 

管理人 武田
管理人 武田
下落リスクが大きい商品に投資するのはおすすめできません。今からロイヤルマイルに投資するのは非常に大きなリスクがあると思います!

 

*****2022年6月追記*****

その後、3カ月たったのでロイヤルマイルの基準価格が実際にどうなったか見てみましょう。

 

 

危惧した通り下落し続け、S&P500を大きく下回る結果となっています。

 

管理人 武田
管理人 武田
心配していた通り価格は下がってしまいました。やはり下落リスクが大きい商品に投資するのはおすすめできません。

 

*****追記終わり*****

 

まとめ

ロイヤルマイルについてのまとめはこちらです。

 

  • 投資対象は世界中の上場株式
  • 長期的に見て高い成長が期待できる株式に投資する
  • 2020年にはモーニングスターの最優秀ファンド賞を受賞
  • アメリカ株の好調が成長を支える
  • しかし2021年末から大幅下落
  • 引き続き割高水準となっており今後も大きな下落リスクを抱えている
  • 今から投資するのはおすすめできない

 

ロイヤルマイルは2020年から2021年の後半までは非常に素晴らしい運用成績となっていましたが、2021年の年末から急激に下落しました。そして、引き続き下落リスクをはらんでいるため今から投資するのはおすすめできません。

 

私が数十社のファンドを研究分析した結果、おすすめできるファンドは他にもあります。

 

投資先をお探しの方は、優良ファンドを厳選しましたので下記のファンドランキングをぜひ参考にしてみて下さい。

 

運用初心者の方に自信を持っておすすめ!!

欧米の富裕層に選ばれるヘッジファンド
利回り10%~が期待できる
リスクを抑えた安定運用

RELATED POST