投資信託

ひふみプラスはやめたほうがいい!?まだ上がる?下がる?今後の見通しを徹底分析

独立系の投資信託の中では、ひふみプラスが圧倒的な知名度を誇っています。投資先として検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

ひふみプラスは良いって聞いたけど本当かしら?
ひふみプラスはまだ上がる?それとも下がっていく?
ひふみプラスとひふみ投信の違いって何だろう?

 

ひふみプラスについて知りたいことはたくさんあると思います。大切な資産を運用していく訳ですから当然ですよね。

 

ひふみプラスはまだ上がるのか?はたまた下がっていくのか。気になる今後の見通しを徹底分析していきます。

 

ひふみプラスの特色とは

レオスキャピタルワークスが展開するひふみシリーズ

出典:交付目論見書

 

まずは、ひふみプラスがどんな商品なのかから確認していきましょう。

 

ひふみプラスは「レオスキャピタルワークス」という会社が運営する独立系の投資信託です。ひふみプラス以外にも商品があり、ひふみシリーズとして展開されています。

 

  • ひふみ投信
  • ひふみワールド
  • ひふみらいと
  • ひふみプラス
  • ひふみワールド+
  • まるごとひふみ15
  • まるごとひふみ50
  • まるごとひふみ100
  • ひふみ年金

 

ファンドマネージャーを務めるのは・・・

多くのひふみシリーズの運用を手掛けるファンドマネージャーは、レオスキャピタルワークスの代表取締役でもある藤野英人氏です。

 

参照:レオス・キャピタルワークス株式会社HP

 

藤野氏は早稲田大学を卒業後、現野村アセットマネジメントに就職しキャリアをスタートさせています。その後、数社を経て2003年にレオス・キャピタルワークスを創業、2008年から「ひふみ投信」の運用を開始しています。

 

メディアにも多く露出していますし、本も多く出しています。

 

例えば「スリッパの法則」なんかは話題にもなりましたが面白いですよ。

  • スリッパに履き替える会社は儲からない
  • 金ぴかの高級時計をしている社長は夜遊びに夢中
  • 超絶美人が受付嬢の会社は危険

 

半分冗談、半分本気のような内容が並んでいますが、参考になる部分はあると思います。

 

藤野氏の考え方を知りたい方は、各種メディアでのインタビュー記事や本を読んでみるのもおすすめです。

 

ひふみプラスの運用手法

では、そんな多方面で活躍している藤野氏はどのような方法で資産運用しているのでしょうか。

 

ひふみ投信では、市場価値が割安と考えられる銘柄を選別して、その企業の成長を捉える長期投資を行います。

 

参照:交付目論見書

 

企業の財務諸表や業績などの定量的な調査とヒトに注目した定性調査を組み合わせて銘柄を選定していきます。

 

投資対象は中小型株がメインで、すでに大きい企業というよりはこれから成長していく企業に投資するのが特徴です。

 

ひふみプラスの運用成績とは

ひふみプラス/投信の運用成績

それでは、気になる運用成績を見てみましょう。ひふみ投信は2008年からの運用ですが、ひふみプラスは2012年からの運用となっています。

 

ひふみプラスとひふみ投信の違い

ひふみ投信とひふみプラスの運用は実質同じだが、レオス・キャピタルワークスから直接投資するのが「ひふみ投信」、その他販売会社から投資するのが「ひふみプラス」です。

 

ひふみプラスとひふみ投信の運用内容は実質同じですので、2008年からのひふみ投信の運用成績を見てみましょう。

 

1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1年 3年 設定来
ひふみ投信 3.47% 0.12% 4.27% 23.94% 21.10% 529.30%
TOPIX 1.19% -0.33% 8.90% 27.34% 20.48% 134.13%
好成績 ひふみ ひふみ TOPIX TOPIX ひふみ ひふみ

 

6ヶ月と1年間の運用成績ではTOPIXが上回っていますが、それ以外の期間ではひふみ投信が上回っています。

 

もう少し細かく見るとここ3年の運用成績はひふみ投信とTOPIXで大差ありません。しかしながら設定来の運用成績で見ると「ひふみ投信:529.30%」、「TOPIX:134.13%」と圧倒的な差が開いています。

 

つまり、ひふみ投信は、3年より前は圧倒的にTOPIXを上回る運用成績となっていて、一方ここ3年はTOPIXと同程度の運用成績となっています。

 

運用成績悪化のきっかけは・・・

運用成績が大きく変化するようなきっかけが何かあったのでしょうか?設定来の推移を見てみましょう。

 

参照:月次報告書

 

2017年から2018年にかけて急激に純資産額が増えており、2018年以降の運用成績が振るわないことが分かります。

 

一般論としても資産額が増えすぎると運用成績が下がりやすいとよく言われますが、見事に資産額増加の悪影響を受けてしまっています。

 

※運用資産残高3000億円の壁

過去の日本株投信では運用資産が3000億円を超えるとパフォーマンスが下がり、結果3000億円を下回ってしまう事が多かったため3000億円の壁があると言われている。

 

ちなみに、ひふみ投信だけを見ると3000億円を超えていませんがひふみプラスと合わせると7000億円を超えています。

 

運用資産額増大のきっかけとは

なぜこれだけ急激に運用資産残高が増えたのでしょうか?

 

きっかけはメディア出演だと言われています。

 

参照:テレビ東京HP

 

ひふみ投信は2017年2月16日放送のカンブリア宮殿に出演しました。カンブリア宮殿は経済人を紹介するテレビ番組でサントリーホールディングスやウーバーイーツなども出演歴があります。

 

人気もあり内容も面白い番組なのですが、やはりテレビの反響はすさまじく2017年以降、急激にひふみ投信の資産は増大しています。

 

しかしながら、嬉しい悲鳴とも言えるかもしれませんが運用資産額があまりにも急激に増えすぎたことで運用パフォーマンスが下がってしまったのです。

 

ひふみ投信の今後の見通しとは

なぜ運用パフォーマンスが下がってしまうのか

ひふみ投信の爆発的な成長を支えていた運用戦略は、今後成長していく中小型株に投資するものでした。

 

しかし、運用資産額が3000億円を超え増大していったことで、これまでのように中小型株に投資することができなくなってしまいました。

 

最新の投資先の時価総額別ポートフォリオを見てみましょう。

 

大型株(3000億円以上) 47.73%
中小型株(300億円以上、3000億円未満) 46.12%
超小型株(300億円未満) 4.11%
現金等 2.04%

 

以前は中小型株が主力でしたが、今では半分近くが時価総額3000億円以上の大型株になってしまっています。

 

ひふみ投信では、運用資産額の増大に伴い昔成功していた中小型株メインの運用手法をとる事ができないようになってしまいました。大型株を買うしかなくマーケットと近いような運用成績となっています。

 

これが成績不振の理由です。

 

今後の見通し!価格は上がる?下がる?

それでは、ひふみ投信の今後はどうなっていくのでしょうか。

 

運用成績を好転させるには、これまでのやり方では難しいので新たに有効な投資手法を研究開発しなければいけません。

 

運用資産額の増加は2018年に落ち着きましたが、それから3年経過し運用成績はマーケットと同程度となっていることを鑑みると、新しい有効な運用戦略は定まっていないと思われます。

 

正直、今のままでは今後の好成績を期待するのは難しいかもしれません。

 

まとめ

ひふみプラスについてのまとめはこちらです。

 

  • ひふみプラスは日本の中小型株に投資
  • これから成長していく企業を狙う運用戦略
  • ファンドマネージャーを務めるのは藤野英人氏
  • 昔は運用成績が非常に良かったがここ3年は伸び悩んでいる
  • 不振の原因はメディア出演をきっかけとした運用資産額の増大
  • 好転するには新たに有効な運用戦略が必要
  • ここ3年の不振を見ると今後の見通しは厳しい

 

ひふみプラスの運用成績は決して悪い訳ではありませんが、やはり昔の良かったときと比べるとどうしても見劣りします。

 

同じファンドであっても急激に資産が増えると運用の難易度は急激に上がってしまうのです。

 

資産運用でハイリターンを狙いたいなら1000億円以下のファンドがおすすめです。

 

投信でも小さい運用額のファンドはありますが、よりおすすめなのは「私募」型のヘッジファンドです。

 

ヘッジファンドは運用のプロが少人数向けに提供している運用サービスです。知名度は高くありませんが、実力は確かです。

 

気になる方はぜひ下記のヘッジファンドランキングも確認してみて下さい。

 

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