一番身近な金融商品と言えば投資信託でしょう。銀行から投資信託をおすすめされたことがある人も多いと思います。
ですが、投資信託は基本的に儲からないのです。商品の構造的に基本的には儲からない仕組みになっているのです。
これを知らないで、いくら投資信託で頑張って運用をしてみても資産が増えるどころか減ってしまう可能性が高いです。
投資信託を検討している方は購入してしまう前に必ずご一読ください。
✔ 投資信託は儲からない仕組みになっている!
✔ まだそのカラクリを知らない方は必読!
投資信託のカラクリに関しては別記事でも記載していますので良ければそちらもご参照ください。
また、まとまったお金の安全な資産運用については別記事でも解説していますので良ければそちらも合わせてご一読ください。
投資信託の抱える構造的な3つの問題
投資信託はその構造的に大きな3つの問題を抱えています。この3つの問題があるからこそ儲からない仕組みになっています。
その3つの問題とはこちらです。
①手数料の問題
②運用者の問題
③投資家の問題
・・・?まだこれだけではよく分かりませんよね。それぞれ細かく解説していきます。
手数料の問題
投資信託の手数料の仕組み
まずは手数料の問題からです。投資信託の主な手数料は購入時手数料と信託報酬です。
まず、購入した時に1%~3%程度の購入時手数料がかかります。例えば100万円分の投資信託を購入したら3万円を手数料として支払うワケです。
そして、資産を預けている間も信託報酬として年間1%程度の手数料を支払います。100万円分預けていれば年間1万円の支払いですね。
顧客本位ではない販売者
「もしあなたが投資信託を販売する側だったら、どのようにして利益を増やしていきますか?」
投資信託を販売する側にとって大きな手数料は購入時手数料となります。そのため、何度も投資信託を購入してもらうことが重要となります。
このように新しい投資信託をすすめて買い替えてもらうことが、銀行や証券会社にとっては大きな利益となります。
事実、銀行や証券会社が手数料目的で不必要な投資信託の買い替えをおすすめすることはよくあります。これは回転売買と呼ばれ金融庁にも明確に問題視されています。
投資信託の抱える根本的な手数料問題とは
なぜこのように顧客のためには全くならない状況に陥ってしまうのでしょうか。それは、銀行や証券会社と投資家の利益が一致していないからです。
銀行や証券会社の利益 → 投資信託を購入してもらう
投資家の利益 → 資産が増える
投資家にとって嬉しいのはもちろん預けた資産が増えることです。しかしながら、銀行や証券会社にとっては投資家の資産が増えたところで手数料収入が入る訳ではありませんので何の意味もありません。それよりも新しく投資信託を買ってもらった方が儲かります。
この事実が投資信託の手数料における根本的な問題となっています。
投資信託の手数料の本来あるべき姿とは
では、本来どのような形であれば投資信託は上手くいくのでしょうか。それは、銀行や証券会社の利益と投資家の利益が一致している場合です。
この理想の状況を実現する唯一の方法は、成功報酬の採用です。
銀行や証券会社の利益 → 投資家の資産を増やしてその一部をもらう成功報酬
投資家の利益 → 資産が増える
投資家の資産が増えた際にその一部をもらう成功報酬を導入することで、銀行や証券会社の利益と投資家の利益が一致します。
ハッキリ言って成功報酬を導入していない金融商品は、投資家の資産を増やす気がない運用商品です。
運用者の問題
低いモチベーション
続いては投資信託の運用者の問題です。投資信託でも運用の責任を担うファンドマネージャーはいます。
ですが、ファンドマネージャーも一般の会社員であり成果報酬のようなインセンティブはありません。
つまり運用が上手くいこうが失敗しようが、月々の給料は変わりませんしボーナスも増えません。
このような状況ではファンドマネージャーとして資産を増やす高いモチベーションを維持することは難しいです。商品の仕組み上、熱意のない運用になってしまうのが投資信託の欠点です。
このようなモチベーションでは投資家の資産を増やすのは限りなく難しいです。
経験の浅いファンドマネージャー
さらに、投資信託では細かい運用ルールが決められており、ファンドマネージャーに自由な権限がないことも多いです。
結局は、ファンドマネージャーとは名ばかりのルール通りに注文作業をするだけの仕事になってしまいます。まるで付加価値のない業務ですね。
実際ただの作業ですので、投資信託のファンドマネージャーは入社間もない社員がやることが多いです。
あなたなら、資産運用するにあたって大切な資産を入社間もない社員に任せたいですか?
・・・そんな人はまずいないと思います。残念ながら投資信託のファンドマネージャーは信頼に足るクオリティではありません。
また、資産運用の専門家と言われるファイナンシャルプランナーもあやしいクオリティの人は多くいますので注意して下さい。
投資家の問題
投資家の知識不足
ここまで投資信託の問題について見てきましたが、実は投資家側にも課題はあります。
「あなたは銀行や証券会社でおすすめされるままに投資信託を購入していませんか?」
運用初心者の方は特に分かりやすい運用商品を好みがちです。
例えばこれから流行りそうなものですね。「IT」や「 バイオ」に関する銘柄などです。こういった株式は分かりやすく人気が高いのでテーマ型投信として売りに出されることも多いです。
ですが、こういった人気が高いテーマ型投資信託はすでに値上がりしてしまっていて儲かりません。誰もが期待する分かりやすい商品では資産を増やすことは出来ないのです。
「人気がある商品」、「分かりやすい商品」はすでに値上がりしてしまっていて儲からない
販売者は売れる商品を作る
銀行や証券会社などの販売者側は、「資産が増える商品」ではなく「売れる商品」を作り販売します。
現状ではテーマ型投資信託などの分かりやすい商品が売れています。銀行や証券会社も流行りものを作っても長期的に考えたら資産が増えにくいことは分かっています。ですが、売れるから作って販売するのです。
今後、投資家の知識が増していき、きちんと資産を増やせる商品じゃなければ売れない。そういった状況になればまた話は変わっていくはずです。
投資信託が儲からない仕組みまとめ
投資信託は構造的に儲からない仕組みになっています。その理由はこちらです。
①手数料の問題
→ 成功報酬が採用されておらず投資家の資産を増やす気がない
②運用者の問題
→ 入社間もない社員による熱意のない運用が行われている
③投資家の問題
→ 投資家の知識が浅く「資産が増える商品」ではなく「売れる商品」が販売されている
投資信託は構造的に儲かりませんのでおすすめしません。安易に銀行などにおすすめされた投資信託を購入しないように注意しましょう。
投資家が儲けるための運用方法とは
儲かる仕組みをきちんとおさえる
それでは、資産運用で利益を出すにはどうすれば良いのでしょうか?
これまで投資信託が儲からない仕組みを見てきました。逆に投資信託ができていなかったポイントをおさえるようにすれば難しくありません。
①手数料の問題
→ 成功報酬が採用されている商品に投資する
②運用者の問題
→ 成功報酬がありモチベーションの高いファンドマネージャーに委託する
③投資家の問題
→ 自分できちんと調べて「資産が増える商品」に投資する
あなたがもし1000万円以上の資産運用をお考えならヘッジファンドがおすすめです。
ヘッジファンドとは富裕層向けの資産運用サービスです。運用のプロに資産を預けて代わりに運用してもらうことができます。
ヘッジファンドでは成功報酬が採用されており、ヘッジファンドの利益と投資家の利益は一致しています。さらに、ファンドマネージャーは金融機関でプロとして働いてきた人達ですので運用のクオリティも高くモチベーションも高いです。
成功報酬が採用されておりヘッジファンドの利益と投資家の利益は一致している
ヘッジファンドの利回りについては別記事でも紹介していますので良ければそちらもご一読ください。
ヘッジファンドで運用する方法
ただ残念ながら、ぼーっと待っていてもヘッジファンドの説明を聞くことはできません。
投資信託であれば銀行が勝手に営業してきますが、ヘッジファンドには投資家自身が問い合わせて自分から情報を取りに行く必要があるからです。
その分手間はかかって大変ですが、資産運用で儲けるためには受け身ではなく能動的に動いていくことが必須です。
少しだけハードルがあるかもしれませんが、利益を出す本当の資産運用がしたい方は、ヘッジファンドの詳細を下記よりぜひ確認してみて下さい。