日本のヘッジファンドの中でBMキャピタルが人気を博しています。
しかし、一方でウェブ上の情報ではBMキャピタルは解散している??怪しい??といった情報や評判も出てきます。
これからBMキャピタルへの投資を検討している方は、悩まれる方もいるかもしれません。
ですが、安心して下さい。私もBMキャピタルで資産運用していますのでBMキャピタルから解散について直接説明を受けましたが全く問題ない内容でした。
BMキャピタルでの運用をご検討中の方の少しでも参考になればと思い、BMキャピタルの解散やその実態について解説していきます。
別記事でもBMキャピタルについて解説していますので、気になる方はそちらもご一読ください。
BMキャピタルが解散してるって本当?
解散の噂。真実は・・・
BMキャピタルは本当に解散しているのか?
この噂が真実なのかどうかから確かめていきましょう。
法人が解散しているかどうかなどの履歴は、国税庁の法人番号公表サイトで調べることができます。
結果はこちらです。
出典:国税庁
一番右の列を見ると、ミドリ色の枠の中に閉鎖等と書かれていますね。
それが4個ありますのでBMキャピタルはこれまでに4回解散していることが分かります。つまり、BMキャピタルが解散しているのは本当です。
解散してるってことは、何か悪いことしてるの??
解散していると聞くと何か悪いことをしているのではと心配になるかもしれませんが、全く心配する必要はありません。
そんなことをしていたらすぐに炎上して問題になっています。BMキャピタルが解散しているのにはきちんとした理由があります。
なぜBMキャピタルは解散しているのか?
BMキャピタルの募集の仕組み
BMキャピタルが解散している理由を把握するために、まずはBMキャピタルの出資の仕組みから確認しましょう。
BMキャピタルは合同会社の社員権の自己募集という形で投資家を集めています。簡単にいうと合同会社に出資する形となります。
なるほど!・・・そう言われてもよく分かりませんよね。一般的な投資信託との違いを表にまとめてみました。
BMキャピタル | 投資信託 | |
最低投資金額 | 1000万円 | 1万円程度 |
手続き | 直接説明を受けて契約 | ウェブから申し込み可 |
募集できる人数 | 499人以下 | 制限なし |
いくつか違いはありますが、ここで重要なことはBMキャピタルでは投資家の数が499人に限られているということです。
順調にいけば投資家の数は増え続けていきますので、いずれ499人の枠を超えてしまいます。つまり、BMキャピタルという会社を1社作り、その1社だけでずっと資産運用し続けていくのは不可能なのです。
法を順守するために
悪質な企業であればハッキリ言ってこういった投資家の人数制限など気にしていません。解散しても投資家に不安を与えるだけですから、解散などせず聞こえの良いことだけを言って募集を続けます。
一方でBMキャピタルは法を順守しているため、投資家が増え続ける限り組織変更の対応が必要となってきます。BMキャピタルの解散はネガティブな要素ではなく、むしろ投資家の数が増え続けている人気の証拠だと言えます。
私もBMキャピタルから初めて解散の説明を受けた時は意外でしたが、法を順守するための組織変更であり、組織変更があったあとも途切れることなくきちんと資産運用され続けているので安心して下さい。
BMキャピタルでの運用を検討されている方は下の公式HPより問い合わせてみて下さい。
BMキャピタルの実態は大丈夫?
詐欺やポンジスキームの可能性について
資産運用関連の詐欺で最も多いのはポンジスキームと呼ばれる詐欺です。
ポンジスキームは配当などを出して資産運用しているように見せかけますが、実際には資産運用などされておらず出資した資金の大部分は悪徳業者に使いこまれてしまいます。
イメージはこんな感じです。
投資家から見るといずれの場合も10万円が配当されており、利回り+10%で資産運用しているように見えます。
しかし、実際は資産運用など全くされておらず元本から10万円が返ってきているだけなのです。そして、残りの90%のお金は使いこまれてしまいます。
ポンジスキームはどうやって見破ればいい?
では、ポンジスキームはどうやって見破ればいいのでしょうか?
見分け方は非常に簡単です。ファンドが本当に資産運用にお金を使っているかどうかを確認すればいいのです。
例えば投資先が株式なら株主をチェックする方法がありますし、不動産なら登記簿などを確認すると良いでしょう。
ただ逆に言うと、投資先の情報が開示できないようなファンドでは本当にお金を使っているか確かめようがありません。ですので、そういったファンドは避けた方が無難だと思います。
BMキャピタルの実態を確認してみる
それでは、BMキャピタルの場合は本当に資産運用にお金を使っているのでしょうか?
株式投資では、大株主になると企業の報告書に載りますし、5%以上の株式を保有すると大量保有報告書を提出する義務があります。
今回は、企業の大株主情報をチェックしてみましょう。すると、BMキャピタルが三京化成の大株主になっていることが分かりました。
出典:EDINETより
このようにビーエムキャピタル合同会社は第4位の大株主になっていることが分かりますね。
きちんと株式投資にお金を使っていることが分かりますので、BMキャピタルはポンジスキームではなく健全なヘッジファンドだと判断できます。
BMキャピタルの注意点
元本保証ではないので損失はありうる
ここまで見てきて、BMキャピタルの解散の噂や実態については全く問題ないことが分かりました。募集の仕組みや運営の面では何の問題もありません。
しかし、だからといって元本保証という訳ではないのでご注意ください。BMキャピタルは日本の株式で運用しています。株式での運用なので当然損失が出ることはあります。BMキャピタルで運用していて3ヶ月などの短期の期間で実際にマイナスはあります。
しかし、年間を通してみれば今の所マイナスはありません。簡単に言ってしまいましたがこれはものすごい運用成績です。とても魅力的な資産の預け先なのは間違いありません。
BMキャピタルの最低出資金額は高い?
また、BMキャピタルは優秀なヘッジファンドであり、出資を受け付ける最低の出資金額が1000万円以上と高く設定されています。
投資信託のように誰でも気軽に1万円程度から投資できるという訳ではありません。
ですが、最低出資金額が高い富裕層専門のヘッジファンドだからこそパフォーマンスに期待できるとも言えます。
BMキャピタルが倒産したらどうなるの?
BMキャピタルが倒産したら資金はどうなってしまうのか??
気になるかと思いますので、最後にこちらについて解説していきます。
倒産はありえない??
いきなり結論ですが、BMキャピタルの運用方針で倒産することは、まずありえません。
なぜならBMキャピタルには借金がありません。投資家からの出資金をもとに自己資金で資産運用しています。レバレッジもかけていません。
株で保有していますので損失が発生することはありえますが、無借金経営で特に仕入れ等も必要ありません。倒産することはまずないのです。
一般的な企業には債務があります。銀行からの借入金や仕入れ時の債務など。こういった債務を返済できなくなった時に倒産します。
事業がストップしたらどうなる??
また、仮に何かしらの理由で事業がストップすることがあっても資金はゼロにはなりません。その時点での保有資産を投資家に分配することになります。株での運用が上手くいっていれば増えた資金が、失敗していれば多少減った資金が振り込まれることになります。
つまり、BMキャピタルはそもそも倒産することが無いですし、仮に事業がストップしてもその時点での保有資産を投資家で分配しますので資金がゼロにになることはまずありません。運用が上手くいっていれば普通にリターンを受け取れることになります。
もちろん投資家としてはBMキャピタルには末永く資産運用を続けてほしいです。事業ストップの理由として考えられるのは健康上の理由などだと思いますが、ファンドマネージャーは若い方で30代です。まだまだ10~20年は全く問題ないと思います。
透明性が高い運用報告書
これまでご説明した無借金といった情報は、BMキャピタルから送られてくる運用報告書で分かります。
公認会計士の監査も入った運用報告書ですので透明性は非常に高いです。こういった情報開示の姿勢からもBMキャピタルの組織運営がきちんとしていることが伝わってきます。
まとめ
BMキャピタルは解散していて怪しいのか?を検証してきました。最後にまとめてみます。
- BMキャピタルが解散しているのは事実
- ただ法を順守するためのポジティブな解散なので全く問題ない
- 解散後も問題なく資産運用は続けられている
- 債務がないので倒産する心配もなく安定運用が期待できる
BMキャピタルの資産運用は魅力的だけど組織運営が気になっていたという方も、これまで見てきた通りBMキャピタルの募集の仕組みや組織運営には全く問題がありません。
また、BMキャピタルに出資するには、BMキャピタルの公式ホームページから問い合わせる必要があります。出資をご検討中の方は下記ボタンよりBMキャピタルの公式ホームページを確認してみて下さい。