注意したい資産運用

購入しないべき!?光通信社債の評判を徹底分析!実際どうなのか解説する

証券会社から光通信の社債を営業されたけど実際どうなんだろう?
光通信の社債は購入して大丈夫かしら?

 

「証券会社から光通信の社債を営業されているけど、購入すべきか迷っている。」そんな方も多いのではないでしょうか。

 

ソフトバンク社債をはじめとして最近は民間企業の発行する社債も注目を集めていますよね。

 

本記事では、光通信社債を購入して良いのか、やめた方が良いのか、評判も含めて解説していきます。

 

投資を考えている方は参考にしてみて下さい。

 

また、債券については別記事でも解説していますので良ければそちらも合わせてご一読ください。

楽天の社債【モバイル債】は危険!?買うべきか評判や格付けを分析して解説!ドル建て債券との違いとは?債券は利回りが決まっていて満期まで保有すれば元本保証のため、安全な資産運用だと言われています。 ですが、本当に元本割れしな...
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光通信社債の発行条件とは?

 

*****追記*****

 

2024年4月には第48回の募集が行われましたね。

 

本記事は第42回無担保社債を例に取り上げて執筆しておりますが、どの回の募集においても参考にして頂ける内容となっております。

 

42回以降の募集でお申し込みをご検討中の方も安心してご一読いただければ幸いです。

 

*****追記終わり*****

 

それでは、まず光通信社債の発行条件から見ていきましょう。

 

第42回光通信社債
商品名 株式会社光通信 第42回無担保社債(社債間限定同順位特約付)
発行体 株式会社光通信
利率(仮条件) 年0.86%~年1.46%(税引前)
利払日 毎年6/9および12/9 初回2023/12/9
申込単位(額面) 100万円単位、100万円以上
申込期間(SBI証券) 5/29(月)12:00~6/8(木)14:00
発行・償還価格 額面金額の100%
払込期日(発行日) 2023/6/9
満期償還日 2028/6/9
期間 5年
発行額 400億円

出典:SBI証券

 

利回りは1%前後であり、ソフトバンク社債や楽天社債なんかと比べると低めに設定されています。

 

発行額も400億円と多い訳ではないですね。ただ、光通信社債は1年に複数回発行されることもあり、40回以上を数えるほど発行されています。

 

期間は5年です。期待通りの利回りを得るためには5年保有することが必須です。この点をもう少しく詳しく見ていきましょう。

 

光通信社債の利回りは高い?低い?

配当はいくらもらえる?実質の利回りは?

記事執筆時点で利回りは確定してないですが、分かりやすく仮に税引後で1%だとして考えてみましょう。(配当も課税されて20.315%引かれますので注意して下さいね。)

 

では、1000万円投資したとすると皆さんが考える利回りはこちらではないでしょうか。

 

年数 元本 配当
1年目 1,000万円 10万円
2年目 1,000万円 10万円
3年目 1,000万円 10万円
4年目 1,000万円 10万円
5年目 1,000万円 10万円
合計 1,000万円 50万円

 

1,000万円を5年間運用して1050万円になって返ってくる計算です。

 

年利に直すと利回りは0.98%です。

 

管理人 武田
管理人 武田
リターンが小さいなぁというのが正直な感想ですが、確実にもらえるなら良いと思う方もいるかもしれませんね。でも実は確実ではないので注意して下さい!

 

社債でも確実に儲かる訳ではない!?

社債なのに確実にリターンが出る訳ではないとはどういうことでしょうか。

 

実は社債の元本が満額返ってくるのには条件があります。それは、満期まで保有することです。

 

今回の例でいうと、5年間保有し続けないと確実にリターンを出すことはできません。

 

5年に満たない期間で解約するとマイナスになってしまう可能性もあるのです。

 

イメージとしてはこのようになります。

 

年数 元本 配当
1年目 ???円(マイナスの可能性) 10万円
2年目 ???円(マイナスの可能性) 10万円
3年目 ???円(マイナスの可能性) 10万円
4年目 ???円(マイナスの可能性) 10万円
5年満期保有 1,000万円 10万円

 

元本が1,000万円で帰ってくるためには5年間の満期保有が必要です。

 

そのため、投資するかどうかの判断には光通信社債に1,000万円を投資し続けられるか考えなければいけないのです。

 

病気やけがなど思わぬタイミングで資金が必要になることはあります。

 

管理人 武田
管理人 武田
5年間資金をそのままにしておくのは意外と難しいので注意して下さいね。

 

また、資金を入れ続けられたとしても、現在の状況ではもう一つ大きな問題が発生します。それはインフレです。

 

この点についても解説していきます。

 

光通信社債の利回りはインフレに負ける??

インフレとはどんなものなのでしょうか。物価が上がりお金の価値が下がることを意味します。

 

例えば、インフレ率が10%だとすると、今年1,000万円で買えた高級外車のポルシェが来年には1,100万円になっているわけです。

 

今手元に貯金1,000万円があって、今買えば1,000万円でポルシェを購入することができます。

 

ですが、1年間利回り1%の社債で運用したとすると1,010万円にしかならず、1,100万円に届かないので、1年後はポルシェを購入することが出来なくなってしまうのです。

 

インフレのイメージ図

 

ですので、有効な資産運用をしようと思ったら最低限インフレ率を上回ることが必要になってくるのです。

 

この観点から考えると、光通信社債の1%前後の利回りは物足りないと言えるでしょう。

 

管理人 武田
管理人 武田
利回りが小さくインフレにも負けそうなのに資金が長期間ロックされてしまうので個人的にはあまりやりたくないですね。

 

光通信の経営は大丈夫??

光通信社債への投資は何を意味する?

さらに、社債を買う場合には検討しなければならない事項がもう一つあります。

 

それは、光通信の経営状況を把握することです。

 

社債に投資するという事は、その企業にお金を貸すことを意味します。仮に光通信が倒産でもしたらお金は返ってきません。

 

光通信が社債満期となる5年後に経営状況が良くきちんとお金が返ってくるかどうかの検討が必要なのです。

 

光通信の経営状況を考察する

という訳で光通信の決算を見ていきましょう。

 

光通信は継続的な収入が見込めるストック事業を中核としてサービスを提供しています。

 

光通信のサービス

出典:光通信決算資料

 

このように利益を積み上げていく経営を行った結果、営業利益は以下のように推移しています。

 

光通信の営業利益推移

出典:光通信決算資料

 

落ち込むタイミングも見られますが基本的には右肩上がりで成長しており、近年では800億円を超える利益となっています。

 

きちんと利益が出ており、さらに成長もしていますので素晴らしい経営状況ですね。全く問題なさそうです。

 

さらに、光通信の特徴としては資産も潤沢にある事です。資産の中でも現金性の資産が一番安全ですが、光通信はこの現金性資産も非常に多いです。

 

光通信の現金性資産

出典:光通信決算資料

 

利益が出ていてもこの現金性資産がマイナスとなっており、いざビジネスが傾くと危ない会社も多いのですが、光通信は全くそんな事ありません。

 

4,226億円の純現金資産があり、仮にビジネスが多少うまくいかなくなったとしても十分に耐えられる財務基盤となっています。

 

つまり、まとめると利益の点からも資産の点からも光通信の経営状況は問題ないと言えるでしょう。

 

光通信社債の評判は良い悪い?

光通信社債の格付けを確認

では、続いて光通信社債の評判について見ていきましょう。

 

社債が安全か安全じゃないかを判断するには格付けというシステムがあるのでそちらを見ていきます。

 

日本を代表する格付機関は「R&I(格付投資情報センター)」と「JCR(日本格付研究所)」の2つです。

 

これらにおいて格付けのランクは次のようになっています。

 

格付のランク(R&I)

出典:R&I

 

AAAが一番善くDが一番悪いです。説明を見れば明らかですがB~Dの商品には投資しない方が無難です。

 

そして、光通信社債の格付は「A(R&I)」「A+(JCR)」となっています。評判としては悪くないと言えるでしょう。

 

結局、光通信社債を買って大丈夫??

さぁここまで色々見てきましたが結局、光通信の社債は購入して大丈夫なのでしょうか。

 

まとめてみます。

 

利回り ×
資金の柔軟性 ×
インフレ耐性 ×
光通信の経営
光通信の評判

 

会社としての経営状況は問題ありませんが、光通信社債への投資となると話は別です。

 

  • 利回りが小さく儲からない
  • 資金が拘束されるうえにインフレに負けそう
  • リスクの割にリターンが小さい

 

このような理由からあまり光通信社債はおすすめできません。少なくとも私はやりたくないです。せっかく資産運用するなら債券よりもおすすめの運用方法があるのでそちらも解説していきます。

 

債券よりもおすすめの資産運用とは

利回りが高いことが分かっている資産運用とは

債券よりも利回りが高い資産運用とはどんな方法なのでしょうか。

 

実は過去のパフォーマンスからこれは判明しており、運用のプロにとっては当たり前の情報です。

 

こちらの図を見て下さい。

 

株式と債券の過去パフォーマンス比較

出典:光通信決算資料

 

「長期債」、「短期債」に比べて「株式」が圧倒的に大きく成長していますね。

 

管理人 武田
管理人 武田
そう!資産運用するなら株式で運用しなければだめなのです。債券で運用している場合ではないのです!笑

 

少し面白いのはこちらの図は光通信の決算説明資料でも引用されています。つまり発行体である光通信自体が「債券よりも株式での運用の方が良い」とい言ってるわけですね。

 

実際に光通信は余剰資金を用いて積極的な投資活動を行っており、立派なバリュー投資家として活躍しています。

 

気になる方は光通信の投資活動について調べてみても面白いかもしれません。

 

初心者なら株よりも○○がおすすめ

さぁ、株式で運用するとは言っても初心者の方には中々ハードルが高いと思います。

 

いきなり個人で株式投資を行うと負ける可能性が高いですし、個人投資家の90%以上は負けていると言われています。

 

そこで、初心者の方におすすめしたいのは、ヘッジファンドで資産運用する方法です。

 

ヘッジファンドは欧米の富裕層向けに発展してきたサービスで、投資家の資産を預かり代わりに運用してくれます。

 

初心者でもプロにお任せで運用できるので高い利回りが見込めます。腕のいいヘッジファンドなら10%~の利回りが期待できるでしょう。

 

なぜハイパフォーマンスを実現できるのか?

ヘッジファンドはなぜ高い利回りを実現できるのでしょうか。

 

ヘッジファンドでは各種金融機関で活躍してきたトッププロが独立して立ちあげるケースがほとんどです。

 

そもそも運用能力が高くなければヘッジファンドなんかやってないわけですね。

 

さらに、ヘッジファンドでは成果報酬が導入されており、投資家の資産を増やすことが彼らの利益に直結します。この成果報酬により彼らの高いモチベーションが維持されているのは否定できない事実でしょう。

 

いずれにせよヘッジファンドはハイパフォーマンスを達成してきました。その証拠にこちらを見て下さい。

 

 

こちらは3,000を超えるヘッジファンドのパフォーマンスをまとめたヘッジファンド指数と日経平均の比較です。

 

日経平均が+40%しか成長していないのに対してヘッジファンド指数は+500%と12倍以上成長しています。

 

ヘッジファンドの圧倒的なハイパフォーマンスをお分かりいただけたのではないでしょうか。

 

初心者の方が資産運用するならヘッジファンドが間違いなくおすすめです。

 

○○で資産運用する方法

それではヘッジファンドで資産運用するためにはどうすればいいのでしょうか。

 

ヘッジファンドは私募で投資家を募集しており、直接ファンドから説明を聞く必要があります。

 

知り合いに顧客がいれば紹介してもらえばいいのですが、そういう方は少ないと思います。

 

でも安心してください。ヘッジファンドのホームページから問い合わせてアポイントを取ることで説明の機会を得る事が可能です。

 

投資家を募集中のヘッジファンドであれば快く対応してくれるはずですので、遠慮なくホームページから問い合わせてみましょう。

 

個人的に調査した結果、おすすめのヘッジファンドについては下のランキングにまとめていますので投資先をお探しの方はぜひチェックしてみて下さい。

 

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