注意したい資産運用

【S&P500は危険】米国株式はいつ暴落する!?アメリカ株式の今後の株価を徹底予想

近年、資産運用では米国株が人気を集めていています。特にS&P500などのインデックスファンドが人気です。

 

この背景には多くのメディアや媒体で米国のインデックスファンドがおすすめされていることがあると思います。

 

もちろんインデックスファンドに投資すること自体は悪くないのですが、盲目的にアメリカのインデックスファンドに投資するのは危険です。

 

なぜなら、S&P500は暴落する可能性があるからです。その理由を解説していきます。

 

この記事を読んでほしい方

◆迷ったらインデックス投資が一番だと考えている方

◆人気もあるし米国株がいいんじゃないかな?と考えている方

 

管理人 武田
管理人 武田
きちんと考えずに闇雲にS&P500に投資するのは危険です。米国株を検討している方はぜひご一読ください。

 

また、米国株以外にも注意すべき資産運用については解説していますので良ければそちらも参考にしてみて下さい。

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人気を集める米国インデックスファンド

米国インデックスファンドはもともと運用先としてよく選ばれていましたが、近年多くのYOUTUBEやその他媒体などでおすすめされていることもあり、より人気を集めています。

 

その証拠にSBI証券の人気投資信託ランキングを見てみましょう。

 

SBI証券 投資信託販売ランキング

出典:SBI証券HP

 

  • 1位 SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
  • 3位 eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
  • 4位 SBI・V・全米株式インデックスファンド

 

何と1位、3位、4位が米国株のインデックスファンドとなっています。確かに投資先として魅力的なのは分かりますが、過熱ぶりがうかがえます。

 

基本的に資産運用では人気が高い商品を買うと失敗しやすいです。なぜなら、価格は人気があればあるほど高くなり、高い値段で買えば買うほど損しやすいからです。

 

なのでランキングを見た時点で「米国株インデックスは人気があるから良い」ではなく、「米国株インデックスは人気があるけど大丈夫だろうか」と考えるべきです。

 

米国株インデックスがおすすめされる理由

なぜ、これほど米国株インデックスは人気がありおすすめされているのでしょうか。これにはもちろん理由があります。

 

手数料が安い

まずインデックスファンドが人気な理由の一つは手数料が安いことです。投資信託には大きく分けてアクティブファンドとインデックスファンドがありますが、総じてインデックスファンドの方が手数料が安いです。

 

※アクティブファンドとは

マーケット全体の動きより良い運用成果を目指すファンド。インデックスファンドと比べると手数料多は高い。

※インデックスファンドとは

決められたベンチマークと連動するような運用成果を目指すファンド。日本株式市場であれば日経平均やTOPIXが代表的なベンチマーク。手数料は安い。

 

比較すると大体以下のような手数料であることが多いです。

 

アクティブファンド インデックスファンド
購入時手数料 最大4%程度 0%
信託手数料 1%~3% 0.1%~1%
信託財産留保額 最大0.5%程度 0%

 

インデックスファンドは売買手数料や信託財産留保額が無料である事が多く、一般的に信託報酬もアクティブファンドより安いです。

 

買う時も、保有している間も、止める時もインデックスファンドの方が安いのです。コストが小さいのはインデックスファンドの大きな魅力の一つです。

 

広く分散投資することでリスクを分散

続いてよく言われているインデックスファンドの魅力は、広く分散投資するためリスク分散できることです。

 

アクティブファンドでは概ね30~200銘柄ほどに投資しますが、インデックスファンドでは500~5000銘柄程度とより広く分散投資するのが一般的です。

 

そのため、リスクが低く、大儲けしにくい代わりに大損しにくいと言われています。なのでコツコツと長期で運用するには向いているという訳です。

 

ただ一つ注意してい欲しいのが、インデックスファンドでも大損するタイミングは往々にして有るということです。

 

出典:楽天証券

 

例えば2019年3月からの1年間で16%ほど下落しています。今回はこのあと上昇したため事なきを得ましたが、下落時にファンドを手放してしまう人も多いです。

 

長期で投資するためには、下落して資産がマイナスになっても保有し続ける強い心が必要なのです。

 

米国株インデックスファンドはおすすめしやすい

また、米国株インデックスファンドがよく推される理由として、「おすすめしやすいから」というのも間違いなくあると思います。

 

他人におすすめする資産運用として米国株は王道ですし、インデックスファンドも王道です。

 

変にとがった投資先だとおすすめする側としては躊躇するかもしれませんが、米国株インデックスファンドは誰もが王道だと思う投資先ですし、コストも安く否定し辛いものです。

 

とりあえずおすすめする投資先として挙げられている側面もあると思います。

 

暴落する!?米国株インデックスに要注意

さぁ、ここまで米国インデックスファンドが人気の理由について見てきました。もちろんインデックスファンドに魅力があるのは間違いないですが、今買うのは危険です。暴落する危険性があります。

 

その理由を見ていきましょう。

 

アメリカ株式市場の長期推移

インデックスファンドは株式市場全体、マーケット全体の動きに連動するファンドです。

 

アメリカの株式市場を代表するインデックス「S&P500」の1990年からの推移を見てみましょう。

 

出典:かぶれん S&P500の推移(長期チャート)

 

1990年以降、S&P500は上がったり下がったりを繰り返しながら、右肩上がりで成長しています。

 

特にリーマンショック以降はずっと右肩上がりで成長し続けていますが、「上がっているから買う」という考えは危険です。

 

管理人 武田
管理人 武田
なぜなら、「上がっているから」という理由で買おうとすると購入するタイミングが遅くなってしまい、実際には株価は天井付近でそこから下落する事が多いからです。

 

では、どうやって買い時を判断すればいいのでしょうか。

 

買い時を判断する指標とは

株の買い時を判断するためには、株価が割高か割安かを判断しなければいけません。

 

割高というのは企業価値に対して株価が高くなっており、割安というのは企業価値に対して株価が安くなっている状態です。割高な時に買うと損しやすく、割安な時に買うと利益が出やすいです。

 

少し分かりにくいかもしれませんので、企業をペットボトルジュースに置き換えて考えてみましょう。

 

例えばペットボトルのジュースが1本300円で売っているのが割高な状態で、1本50円で売っているのが割安な状態です。

 

管理人 武田
管理人 武田
ジュースだったら何となく150円くらいが適正という感じですよね。300円の割高な時は買わないですし、50円だったら割安だと思って買いたくなりますよね?

株を買う時も、今が割高な状態なのか割安なの状態なのかをきちんと判断してから買わないといけないのです。

 

そして、割安度を測る代表的な指標がPERです。

 

PERとは

株価 / 一株当たり純利益

企業の利益に対する株価の割合。数字が大きければ割高で、数字が小さければ割安を示す。

 

管理人 武田
管理人 武田
つまりPERが高い時は株を買ってはいけないですし、逆にPERが小さい時は投資するチャンスなのです!

 

S&P500は○○%下落する!?

アメリカ株式市場のPER推移

果たして米国のPERはどうなっているのでしょうか。アメリカ株式市場のPER推移を見てみましょう。

 

 

2010年は26程度と高かったですが、それ以降は下落し15~20程度で推移していました。2021年になると急上昇し、35.9と約2倍に増加、2024年には再び26程度となっています。

 

2021年の35.9は非常に高い水準であり、米国株マーケットがものすごく割高な状況であることを示しています。

 

米国株の適正な株価水準とは

割高と言われただけだと分かり辛いかもしれませんね。仮に2011-2020年の平均PER19が適正水準だと考えてみましょう。

 

2021年のPERは35.9です。利益が変わらずにPERが適正水準の19になる(マイナス47%)とすると、株価も同様にマイナス47%下がることを意味します。

 

つまり、仮に2021年に米国株を購入したとすると、株価が暴落してマイナス47%になっても何ら不思議ではありません。というよりむしろ、2021年の株価は上がり過ぎていてマイナス47%された方が適正な水準なのです。

 

企業の業績から考えると、2021年の米国株式市場はマイナス47%下がるべき

 

管理人 武田
管理人 武田
実際に2022年には株式が大きく下落し、PER19.7まで下がりましたので、45.2%の下落となりました

 

資産運用で利益を出す鉄則とは

2021年の米国株式市場は、先程のジュースの例で考えるなら普段は150円のジュースが300円になっているような状態です。

 

確かに、その後400円、500円とさらに値上がりするかもしれませんが、150円に値下がりする可能性の方が高そうですよね?やはり300円で買ってはだめなのです。

 

そして、実際に推移をみると2022年には160円程まで下落する結果となりました。

 

資産運用で利益を出すためには、割高なタイミングで投資するのは避けるべきで、必ず割安な価格で購入しなければいけません。

 

理想は80円や100円といった超割安の時に買う事です。

 

2024年のPER26は適正PERより少々割高かなという水準(先ほどのジュースの例なら205円くらいの水準)ですので、米国株式インデックス(S&P500など)に今から投資するのはややリスクがあります。投資先の選択肢としてなしではないですがおすすめできるほどではありません。

 

結論

(S&P500など)米国インデックス投資は、割高・割安をきちんと検討した上で投資判断をしましょう。人気があるからと言って飛びつくのは危険です。

 

米国株がダメなら他におすすめの運用先はある?

米国インデックスファンドがだめなら他に良い投資先はないものか?

 

資産運用で利益を得たいなら、きちんと株式価値の評価を行い割安株に投資するヘッジファンドがおすすめです。

 

ヘッジファンドは富裕層の資産を預かり代わりに運用する、資産運用のプロフェッショナルです。

 

富裕層向けの資産運用ですので、最低投資金額は高く最低でも1000万円はないと受け付けてもらえません。

 

逆に1000万円以上のまとまった金額に特化していますので、大金を資産運用するならヘッジファンドが最適です。

 

ヘッジファンドは資産運用のプロであり、企業の適正価値を測る精度が我々個人投資家とは大違いです。

 

ジュースなら何となく分かりますが、企業の価値を正確に算出するのはとても難しいですよね?

 

ですが、ヘッジファンドなら運用のプロとして蓄積された様々な知見を元に正確な価値評価を行い安定的な資産運用を実現します。

 

管理人 武田
管理人 武田
企業の適正な価値を判断できない人は株式投資をやってはいけないと言われるほどです。

私も頑張って計算してはいますが、実際に投資しているヘッジファンドからの報告書を見るとプロにはとてもかなわないなぁと思います。やっぱりヘッジファンドはさすがですね。

 

ヘッジファンドへの投資が気になる!という方は、ヘッジファンドの魅力やおすすめの投資先について下のランキング記事で解説していますのでぜひ参考にしてみて下さい。

 

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