投資信託

評判や利回りは悪い!?(雪だるま)SBI・全世界株式インデックス・ファンドの評価を徹底分析!

投資するならインデックスファンドが良いって聞いたけど、どうなんだろう?

 

資産運用初心者に向けてインデックスファンドが人気を集めています。

 

特に全世界の株式に投資するファンドはおすすめされる機会も多いのではないでしょうか。

 

そこで、今回はSBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま)について分析していきます。

 

投資を考えている方はぜひ参考にしてみて下さい。

 

また、別記事でも投資信託について解説していますので良ければそちらも合わせてお読みください。

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SBI・全世界株式インデックス・ファンドの特徴

SBI・全世界株式インデックス・ファンドの投資コンセプト

まずは基本的な情報から確認していきましょう。

 

投資対象 株式
投資対象地域 グローバル(日本を含む)
為替ヘッジ 無し
対象インデックス FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
設定日 2017年12月6日

 

投資対象は株式となっていますが、SBI・全世界株式インデックス・ファンドはインデックスファンドです。指数に連動するように運用されています。

 

そして、その目標となる指数(ベンチマーク)がFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスとなっています。

 

ちょっと表現が難しかったですが、日本を含む世界中の株式に広く分散投資すると思ってもらえば大丈夫です。

 

管理人 武田
管理人 武田
これから世界経済が成長すると考えている人やグローバルに分散投資したい人に人気なファンドとなっています。

 

つみたてNISAやiDeCoでも投資できる

続いて、SBI・全世界株式インデックス・ファンドの大きな特徴を見ていきましょう。

 

それは、つみたてNISAの対象ファンドでもあり、iDeCoの対象ファンドでもある事です。

 

NISAは小額投資非課税制度とよばれていて利益が課税されずに運用することができます。

 

そして、iDeCoとは私的年金制度の一つで個人型確定拠出年金のことです。掛金を全額所得控除できるので有利に資産運用できるのが魅力です。

 

管理人 武田
管理人 武田
所得が高い人にとってiDeCoは実質ほぼ確実に高利回りで資産運用できる方法だと言えます。

 

SBI・V・全世界株式インデックスファンドと雪だるまの違いとは?

さて、「(雪だるま)SBI・全世界株式インデックス・ファンド」がどんなファンドかは分かりました。

 

似たようなファンドとして「SBI・V・全世界株式インデックスファンド」がありますが、これと雪だるまの違いは何なのでしょうか。

 

特徴を比較してみます。

 

(雪だるま)SBI・全世界株式インデックス・ファンド SBI・V・全世界株式インデックスファンド
ベンチマーク FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース) FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)
投資対象 ①バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
②SPDR ポートフォリオ・ディベロップド・ワールド(除く米国)ETF
③SPDR ポートフォリオ・エマージングマーケッツETF
①バンガード・トータル・ワールド・ストックETF
信託報酬 年0.1102%(税込) 年0.1338%(税込)

 

両者ともベンチマークは「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)」で一致しています。

 

ですが、実際の投資先は異なっており、「SBI・V・全世界株式インデックスファンド」が「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」1本で運用しているのに対し、「雪だるま」は3つのETFを組み合わせて運用しています。

 

これは手数料を引き下げるためだと考えられており、実際に「雪だるま」の方が若干信託報酬は安くなっています。

 

管理人 武田
管理人 武田
すごく大きな違いがある訳ではないので気にならない方は手数料が安い(雪だるま)SBI・全世界株式インデックス・ファンドで良いのかなと思います。

 

SBI・全世界株式インデックス・ファンドの掲示板での評判は?

それでは(雪だるま)SBI・全世界株式インデックス・ファンドの評判について見ていきます。

 

掲示板の口コミをチェックしていきましょう。

 

掲示板を見てみるとあまり口コミの数がないですね。笑 そんな中で一応こういった口コミが見られました。

 

SBI・全世界株式インデックス・ファンドの掲示板での口コミ1

出典:Yahooファイナンス

 

つみたてNISAで購入しているという事ですね。最初にファンドの特徴の所でも触れましたが、やはりNISAやiDeCoの対象になっていることで購入している層は一定数いるようです。

 

続いての口コミはこちらです。

 

SBI・全世界株式インデックス・ファンドの掲示板での口コミ2

出典:Yahooファイナンス

 

これはライバルとなるインデックスファンドが新たに登場したとの口コミですね。

 

信託報酬が0.05775%となっており、(雪だるま)SBI・全世界株式インデックス・ファンドの半分程度です。

 

ベンチマークは異なりますが、そう大きな違いがある訳でもありませんので、暗にそっちの方がいいのではというコメントだと思います。

 

管理人 武田
管理人 武田
インデックスファンドという性質上、手数料勝負になってしまうのは仕方がないかもしれません。

 

(雪だるま)SBI・全世界株式インデックス・ファンドの手数料は高くはありませんが、特別安くもない水準だと言えるでしょう。

 

SBI・全世界株式インデックス・ファンドの投資先上位10銘柄

では、ここで実際にどんな銘柄に投資することになるのか具体的な投資先を見ていきましょう。

 

組入れ上位10銘柄はこちらです。

 

2023年3月31日時点

順位 銘柄 業種 比率
1 アップル 情報技術 3.73%
2 マイクロソフト 情報技術 3.21%
3 アルファベット コミュニケーション・サービス 1.73%
4 アマゾン・ドット・コム 一般消費財・サービス 1.34%
5 エヌビディア 情報技術 0.97%
6 テスラ 一般消費財・サービス 0.83%
7 バークシャー・ハサウェイ 金融 0.80%
8 メタ・プラットフォームズ コミュニケーション・サービス 0.71%
9 エクソンモービル エネルギー 0.68%
10 ユナイテッドヘルス・グループ ヘルスケア 0.66%

 

時価総額の大きい企業に投資することになりますので、第1位のアップルから、マイクロソフト、アルファベット、アマゾンとおなじみの超大企業が並んでいますね。

 

全世界と名前はついていますが各国に均等に投資している訳ではありません。1位から10位まで全て米国の企業です。

 

ファンド全体の国別投資比率を見ると結果は次のようになっています。

 

(雪だるま)SBI・全世界株式インデックス・ファンドの投資地域

出典:月次レポート

 

第1位の米国が59.03%で第2位の日本が6.32%です。このように米国が圧倒的に大きな投資先となっています。

 

つまり、全世界株式インデックス・ファンドと名前はついていますが、実際には米国を中心に投資するファンドとなります。

 

SBI・全世界株式インデックス・ファンドの運用成績

ベンチマークを達成できてる?

このような運用を続けた結果、運用成績はどうなっているでしょうか。

 

設定来の運用成績はこちらです。

 

(2023年3月31日基準)

SBI・全世界株式インデックス・ファンドの運用成績 SBI・全世界株式インデックス・ファンドとベンチマークの比較

出典:月次レポート

 

2017年の設定以降、コロナショックで1回落ち込みますが、その後の上昇相場にのって大きく成長しています。

 

この期間に投資している人は利益を上げている人が多いでしょう。

 

そして、連動目標としているベンチマークと比較すると設定来でマイナス5.4%となっています。インデックスファンドであっても完璧にベンチマークと連動する訳ではないのでその点はご注意ください。

 

どっちがいい?SBI・全世界株式インデックス・ファンドとeMAXIS Slimの比較

続いて類似ファンドの「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」とも運用成績を比較しておきましょう。

 

3年間の運用成績の推移はこちらです。

 

SBI・全世界株式インデックス・ファンドとeMAXIS Slim全世界株式の比較

出典:WEALTH ADVISOR

 

ご覧頂いたようにほぼ同じです。運用成績に差はほとんどありません。

 

さらに、手数料を比較してみてもほとんど同じです。

 

(雪だるま)SBI・全世界株式インデックス・ファンド eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
信託報酬 年0.1102%(税込) 年0.11330%(税込)

 

全世界株式に投資するのであればどちらを選んでも差し支えないと言えるでしょう。

 

結局(雪だるま)SBI・全世界株式インデックス・ファンドはおすすめできる?

それでは、結局のところ(雪だるま)SBI・全世界株式インデックス・ファンドへの投資はどうなのでしょうか。良いのでしょうか。悪いのでしょうか。

 

全世界の株式に分散投資するというのは、投資戦略の一つとしてありだと思います。

 

特にiDeCoを利用して投資するのであれば、税控除により確実に利回りが狙えます。そのため、iDeCoを利用してのSBI・全世界株式インデックス・ファンドへの投資はおすすめできます。

 

一方でインデックスファンドである以上、どうしてもマーケットの上下の動きをダイレクトに受けてしまいます。

 

超長期で運用し、マイナスの時も強い精神力で保持し続けられればいいのですが、現実は中々そうはいかずマイナスで損切りしてしまう人も多いです。

 

管理人 武田
管理人 武田
含み損を抱えると結構なストレスになるので人によって向き不向きがあります。

 

  • 含み損を抱えたくない
  • どんなマーケットでも利益を出したい
  • コツコツと安定して利益を積み上げたい

こういった方にはインデックスファンドよりもヘッジファンドがおすすめです。

 

ヘッジファンドの詳しい解説や投資先については下のランキング記事にて解説していますので気になる方はそちらもチェックしてみて下さい。

 

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